安泰寺 第二集 補注

1 ふるさと
 祖道師の生家は、芭蕉が『奥の細道』で「戸伊摩という所に一宿して」と書いた宮城県登米(とめ)市登米(とよま)町で、30歳で出家するまで家業の機織り業を手伝い、思索を深めた。

2 初めて渡る千曲川
 少年時代に島崎藤村の作品に親しんでいた祖道師は、小諸や浅間山、千曲川などにあこがれを持っていて、丹波の十方寺から佐久・貞祥寺に移る際は“藤村の信州”に行くような気持だったと述懐している。「佐久の草笛」(昭和394月文化放送)参照。(こちら)

3 熊本の翁
 祖道師が沢木老師の命により熊本市郊外の海蔵寺に赴いたのが縁となり、歌を詠みかわし「興道禅」の奥義を語り合う道友となった。こちらを参照。


【参考】
安泰寺歌曲集 第一集 直筆楽譜 (こちらからも直筆内容をご覧になれます)

みちのくの(あはれ黄ろ色し)
禅僧の
尾張なる
まだ寒く
ひとりにて
今ぞわれ
春風の
海は弟
ちちみこの
父母よりも


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