安泰寺歌曲集 第八集 補注

1 君読みし……ふるさと
 昭和23年、丹波の十方寺から信州・佐久の貞祥寺に移り住んだ際の歌で、「君読みし……」は、ふるさとを問われて「あなたも読んだ芭蕉の『奥の細道』に出てくる戸伊麻というところこそが私のふるさと登米(とよま)です」と答えた歌。
 このころはまだ藤村の「千曲川旅情の歌」が曲になっていることを知らなかったようで、曲を教えてもらう新鮮さが詠われている。祖道師がこのとき藤村碑に手向けた草笛の曲は『椰子の実』だったようである。



【参考】
安泰寺歌曲集 第八集 直筆の楽譜や草笛などの音声にこちらかもアクセスできます。
京都なる
松の花
母すこやかに(その二)
君読みし
君が問ふ
うるはしきものの
我鷹ケ峯のうた(その一)
我鷹ケ峯のうた(その二)
お菓子屋の
柴笛を
来て見れば 詞 良寛禅師
山の木の


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